Happiness
2006年 11月 22日
Sheffieldもいよいよクリスマス。
有名なポップバンドが来て街のイルミネーションの点灯式をしてました。
街にあるおっきいツリーも最高にきれい☆
スタバのカップもコーヒーもクリスマスバージョン。getting excited!!
---
このあいだ、めちゃえぐい授業、Comparative Social Policyの教授で、
世界各国の社会福祉制度に詳しい方が
福祉を比較するときに、subjectiveなcriteriaも有効だと言っていた。
いくら日本が経済的に豊かになっても、
objectiveな指標(GDP)は高くなっても、
subjectiveな指標(人がその状況で幸せと思うかどうか)はいつも低いという。
なぜ?
-----
今日はフランス人のフラットメイトのルーシィが友人を招くためにディナーを作っていて
わたしは一日欝だったので勉強を放棄し、
紅茶を飲みながら、ずいぶんいろいろと話した。
(12月はフラットメイトでパーティ!&ルーシィの誕生会決定!いえい)
彼女はドラマで殺人シーンがあると
「I don't like this」とフランス訛りの英語で言って、テレビを消していた。
なぜかと不思議に思っていたが、昨年お母さんを亡くしたとのこと。
涙ぐみながら、サケの料理を作りながら話してくれた。
ルーシィはいつもお洒落で、フレンドリーで、だれにでも話しかけて議論している。
料理がうまくて、いつも友達に料理をふるまっている。
英語はあまり話せないけど、いつもウインクしてくれたり、
「フランスは文化があるけど、日本の文化はそれ以上にすごいわ!(※おもに漫画)」
と言ってくれる。
来週末は遠距離恋愛同士、一緒に小旅行に行く約束をした。
でも、なんて彼女は強いんだろう?
なんて優しくて健気で、でも芯から強いんだろう?
ルーシィは言う。
「私たまに部屋にこもるの。いろいろ哀しくて精神的にまいっちゃって。
でもそれじゃもっともっと悪くなるのわかるの。
I don't like this.だから外に出るの。当然のことだわ。」
それなのに、それなのに、なんだこのわたしの甘えっぷりは?弱さは?
----
イギリス人のフラットメイトのサラは、ご両親が離婚して、
このあいだ母親の(再婚)結婚式があったとのことで、写真をみせてくれた。
いつも血のつながりのある父親と電話している。
いつもいつも一緒に遊んでいる、とっても優しくて気の利くジョークを言える子。
たまに生のブロッコリーたべてるけど、最近は料理もがんばってる。
なんでそんなに明るく、人にやさしく、こんな器の小さい私に話しかけてくれるの?
----
イギリス人のフラットメイトのケイティは、いま彼氏がとまりにきている。
(で、それを、ルーシィとうらやましいぞ!と横目で見ている)
いつもお洒落で、たぶんアジア人とほとんど話したことないのだろうけど、
いつもいつも笑顔で「How are you? How's ur boyfriend?」と
話しかけてくれる。
なぜ、そんなにいつも笑顔で、まわりをあかるくできるの?
----
わたしは、イギリスでこれ以上ないくらいフラットメイトに恵まれたと思ってる。
どの子も本当に強くて、優しくて、いつも自分が落ち込んだときに助けてくれる。
わたしは家族も元気で、勉強する目標もあって、差別もされてなくて、
自分の長年の夢をいま実現している。
objetviveにみて、これ以上幸せな状況はないのに、
(もちろん遠距離恋愛は一旦よこにおいて)、
subjectiveな幸せはどこへいった?
----
怖いと思っていたクラスの先生がスタバで「テスト大丈夫?」と心配して話しかけてくれたり、フラットメイト4人がキッチンに勢ぞろいしたついでに「クリスマスのデコレーションしよう!」と言ってパーティの計画を立てたり、向かいのクラブが煩くて眠れないとお互いに愚痴りあったり、メッセで友達と映画を見に行く計画立てたり、ふと、読んでいる本が英語だということに気付いたり(最近は同じスピードで読めるようになってきた)、ずっと読みたかった本を英語で読めていたり、パリに住んでいる友達がメッセで愚痴きいてくれたり、
そういう瞬間が、小さな幸せが幸せじゃなくてどうする?
彼氏がわたしのために、忙しい時間をぬって
毎日1時間は時間を割いて電話してくれている。
「自分に同情するな」
という言葉は、
「そのしあわせに気付け」
という言葉と同義だ。
やれやれ。22歳にしてやっと気付きました。
やっぱわたしは頭悪いみたいです。
有名なポップバンドが来て街のイルミネーションの点灯式をしてました。
街にあるおっきいツリーも最高にきれい☆
スタバのカップもコーヒーもクリスマスバージョン。getting excited!!
---
このあいだ、めちゃえぐい授業、Comparative Social Policyの教授で、
世界各国の社会福祉制度に詳しい方が
福祉を比較するときに、subjectiveなcriteriaも有効だと言っていた。
いくら日本が経済的に豊かになっても、
objectiveな指標(GDP)は高くなっても、
subjectiveな指標(人がその状況で幸せと思うかどうか)はいつも低いという。
なぜ?
-----
今日はフランス人のフラットメイトのルーシィが友人を招くためにディナーを作っていて
わたしは一日欝だったので勉強を放棄し、
紅茶を飲みながら、ずいぶんいろいろと話した。
(12月はフラットメイトでパーティ!&ルーシィの誕生会決定!いえい)
彼女はドラマで殺人シーンがあると
「I don't like this」とフランス訛りの英語で言って、テレビを消していた。
なぜかと不思議に思っていたが、昨年お母さんを亡くしたとのこと。
涙ぐみながら、サケの料理を作りながら話してくれた。
ルーシィはいつもお洒落で、フレンドリーで、だれにでも話しかけて議論している。
料理がうまくて、いつも友達に料理をふるまっている。
英語はあまり話せないけど、いつもウインクしてくれたり、
「フランスは文化があるけど、日本の文化はそれ以上にすごいわ!(※おもに漫画)」
と言ってくれる。
来週末は遠距離恋愛同士、一緒に小旅行に行く約束をした。
でも、なんて彼女は強いんだろう?
なんて優しくて健気で、でも芯から強いんだろう?
ルーシィは言う。
「私たまに部屋にこもるの。いろいろ哀しくて精神的にまいっちゃって。
でもそれじゃもっともっと悪くなるのわかるの。
I don't like this.だから外に出るの。当然のことだわ。」
それなのに、それなのに、なんだこのわたしの甘えっぷりは?弱さは?
----
イギリス人のフラットメイトのサラは、ご両親が離婚して、
このあいだ母親の(再婚)結婚式があったとのことで、写真をみせてくれた。
いつも血のつながりのある父親と電話している。
いつもいつも一緒に遊んでいる、とっても優しくて気の利くジョークを言える子。
たまに生のブロッコリーたべてるけど、最近は料理もがんばってる。
なんでそんなに明るく、人にやさしく、こんな器の小さい私に話しかけてくれるの?
----
イギリス人のフラットメイトのケイティは、いま彼氏がとまりにきている。
(で、それを、ルーシィとうらやましいぞ!と横目で見ている)
いつもお洒落で、たぶんアジア人とほとんど話したことないのだろうけど、
いつもいつも笑顔で「How are you? How's ur boyfriend?」と
話しかけてくれる。
なぜ、そんなにいつも笑顔で、まわりをあかるくできるの?
----
わたしは、イギリスでこれ以上ないくらいフラットメイトに恵まれたと思ってる。
どの子も本当に強くて、優しくて、いつも自分が落ち込んだときに助けてくれる。
わたしは家族も元気で、勉強する目標もあって、差別もされてなくて、
自分の長年の夢をいま実現している。
objetviveにみて、これ以上幸せな状況はないのに、
(もちろん遠距離恋愛は一旦よこにおいて)、
subjectiveな幸せはどこへいった?
----
怖いと思っていたクラスの先生がスタバで「テスト大丈夫?」と心配して話しかけてくれたり、フラットメイト4人がキッチンに勢ぞろいしたついでに「クリスマスのデコレーションしよう!」と言ってパーティの計画を立てたり、向かいのクラブが煩くて眠れないとお互いに愚痴りあったり、メッセで友達と映画を見に行く計画立てたり、ふと、読んでいる本が英語だということに気付いたり(最近は同じスピードで読めるようになってきた)、ずっと読みたかった本を英語で読めていたり、パリに住んでいる友達がメッセで愚痴きいてくれたり、
そういう瞬間が、小さな幸せが幸せじゃなくてどうする?
彼氏がわたしのために、忙しい時間をぬって
毎日1時間は時間を割いて電話してくれている。
「自分に同情するな」
という言葉は、
「そのしあわせに気付け」
という言葉と同義だ。
やれやれ。22歳にしてやっと気付きました。
やっぱわたしは頭悪いみたいです。
by ellie_sheep
| 2006-11-22 08:21