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ellie@社会人 にねんめ


by ellie_sheep

その3

参考文献一覧

*0 鈴木祐治「言語コミュニケーションの諸相」/2000.05.13/P16,P24/創英社 三省堂書店
*1 池田光穂「文化人類学」HP/(http://www.let.kumamoto-u.ac.jp/cs/cu/0-culanthro.html)
*2 鈴木祐治「言語コミュニケーションの諸相」/2000.05.13/1章、3章/創英社 三省堂書店
*3 ※わたしが所属している井庭研究会においての中心的課題は、「社会はコミュニケーションの連鎖によって成り立っている」ことを前提に、二クラス・ルーマンの「社会システム論」、さらには貨幣論などを用いて社会の進化をとらえようという試みであった。
*4 鈴木祐治「言語コミュニケーションの諸相」/2000.05.13/P36.63/創英社 三省堂書店
*5 丸山圭三郎「言葉と無意識」/1987.10.20/P74/講談社
※より発話者に即してみれば、ソシュールは制度化された構造を「ラング」と呼び、人間がもつ本来的なシンボル化能力とその活動である「ランガージュ」とを区別した。ランガージュとは制度化される以前の表出行為である。ラング内の意識は登録済みの既成の意味の支配下にあるが、言葉は同時に人間の意識の深層においても活動していると丸山圭三郎はこの書おいて述べている。授業においてはその無意識においてもある一定の秩序があるのではないかとの示唆もあったが、概念の再構築における個々人の内面的メカニズムとして考慮すべきであろうとわたしは考えている。
*6 鈴木祐治「言語コミュニケーションの諸相」/2000.05.13/P109/創英社 三省堂書店
*7 広辞苑/第4版/1991.11.15/第5版/1998.11.11/岩波書店
*8 江原由美子「フェミニズムのパラドックス―定着による拡散―」/2000.09.25/P28/勁草書房
*9 上野千鶴子「構築主義とは何か」/年代/P/出版社
*10 永原浩行「ジェンダーの言語学」(2004)と中村桃子「ことばとジェンダー」(2002)におけるロビン・レイコフの言語分析より引用
*11東京都教育庁総務部教育情報課HP「男女平等教育について(東京都教育委員会)」/2004.8.26/
(http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/pr040826.htm)
*12 松元敬子「ジェンダーからみた中学国語教科書―教科書が伝える男女観と未来像―」/2005.06.18/日本語ジェンダー学会誌5号/武蔵浦和日本語学院/
*13 「女性学辞典」/2002.06.20/
※本来的な意味は、私領域での暴力問題などは取るに足らないことと捉えられ問題にされてこなかった歴史へのアンチテーゼであることは忘れてはならない。
*14夏目漱石「三四郎」/青空文庫/(http://www.aozora.gr.jp/)
*15調査方法の付記―2005年度調査。
※メディアセンター所蔵の岩波書店の小説(日本語で書かれたもの計20冊、1818年―1987年のもの)と翻訳された外国の小説(20冊、1932年翻訳-1999年翻訳のもの)をおおまかな年代別に区切ってピックアップし、その中で「かえ」「―ね」「-のよ」「-かしら」「―でして?」「ですの?」「まあ!」など、女性だと判断際に利用できる代表的な語が存在するかーすなわち「女ことば」の有無を調べた。40冊中すべてに多かれ少なかれ“女ことば”が含まれており、その傾向は翻訳文学においてより「女ことば」が多く使用されているという結果を得た。)
*16 鈴木睦「女性語の本質-丁寧さ、発話行為の視点から-」/1993/『世界の女性語・日本の女性語』/日本語学臨時増刊号/明治書院
*17 宇佐美まゆみ/2005.06.18/日本語ジェンダー学会誌5号/東京外語大学 
(http://www.kyoiku.metro.tokyo.jp/press/pr040826.htm)
*18 調査方法の付記―2005年度調査。
※友人の協力を得て、男女2人ずつ(計4人)・女同士2人のそれぞれの会話を、ヴォイスレコーダーを用いてそれぞれ15分間、食堂とメディアセンター2階のグループ学習室において録音した。その語調・主に語尾に注目しながら特徴の分析を行った。いずれのカテゴリでもあまり男女の言語使用における差はく、語尾も男女ともほとんど同じであり、「女ことば」にみられるような「~だわ」「~なのよ」というものは皆無であった。ただし、一人称「わたし(女)」「あたし(女)」「おれ(男)」のみは厳然とした男女の使い分けが存在していることがわかった。
*19株式会社マガジンハウス「an・an」/2005.07.13/
※現在において「女らしさ」もしくは「理想の女性像」とは何か。2005年7月の段階で本屋に置かれている代表的な女性向けファッション雑誌2冊、および男性向け雑誌(特に「女」という言葉が使用されているもの)をピックアップしそこに表象されるジェンダーを調べた。
*20 同上本中特集「MISIAの女力強化法」より引用/
※シンガーソングライターのMISIAは女性らしさを(“男性を愛したときに感じる、女性としての豊かなフィーリングを大事に”“女らしい自然な想いを大事に”“好きな人のためにおしゃれしたり”“ごはんを作ってあげたいとか”)と定義する。総括すると「感情的」「より自然」「家庭的」な「女らしさ」であろう。
*21 同上出版社「Tarzan」/2005.07.13/
*22 講談社「ViVi」/2005.08.01/
*23 集英社「MEN’S NON-NO」/2005.07.01/
*24 メトロセクシャル推進委員会HP/(http://blog.livedoor.jp/metrosexual/)
*25 総務省「平成15年通信利用動向調査」/2005/ (http://www.soumu.go.jp/s-news/2004/040414_1.html)
*26 ブログの定義とは「個人や数人のグループで運営され、日々更新される日記的なWebサイトの総称。内容としては時事ニュースや専門的トピックスに関して自らの専門や立場に根ざした分析や意見を表明したり、他のサイトの著者と議論したりする形式が多く、従来からある単なる日記サイト(著者の行動記録や身辺雑記)とは区別されることが多い。」IT用語辞典e-words(http://e-words.jp/w/E38396E383ADE382B0.html)
※しかしながら多くのブログはそのような議論の場ではなく、日記を書いたものに数人がコメントをつける程度のものである。
*27 調査方法の付記―2005年調査。わたしが利用しているエキサイトブログ(http://www.exblog.jp/)において2005年7月にランダムに抽出したブログ(100件)においてトップページのみの文章や写真などから判別。ただしプロフィールは参考可にした。はじめに自らの①性別を公開していないもの(83/100件)と②しているもの(17/100件)に分類(「うちの旦那がー」「ママの日記」「OL日記」などは性別の公開に含めた)。そのうち②について書いた人の性別が文章などからある程度特定できる場合(21件)とできない場合(62件)に分類。(ここでの基準は「~だわ」「~なのよ」「~だもの」などの「女ことば」だと思っていただければよい)さらに、判断基準にした言葉の使用、絵文字を使う写真を載せるなど男女による特徴の差をあげた。デザインに男女差はほぼなく、女性(だと思われる)ブログには「だったぁ」「だわぁ」など「小文字(ぁぃぅぇぉ)」、「♪」と「☆」の多用などの特徴がみられる。
*28鈴木道子 尚絅学院大学教授/仙台フェミニストカウンセリングルーム
*29 ニキ美術館公式HP (http://www.niki-museum.jp/index.htm)
*30 東京レズビアン&ゲイパレード2005 HP (http://www.tlgp.org/index.shtml)
*31 江原由美子「ジェンダー秩序」/2001/P101/
江原は「社会的実践」について、広義においてはコミュニケーションを含むとし、相互行為(コミュニケーション)について多くの場合は他者が「象徴実践」をおこなうことを予期したうえで「象徴実践」を行うことを図によってモデル化している。“他者の身体のふるまいを単なる物質の運動として把握するのではなく、「心」のあらわれとして把握することをいう”という記述があり、これらのモデルもコミュニケーションを考察する社会学的アプローチとして参考にした。「He is easy」「She is easy」の意味の差についてもこの本内で言及されている。(※「He is~」の出典は1995年中村桃子の「自然・人間・社会9」による。)
by ellie_sheep | 2005-10-11 04:58