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ellie@社会人 にねんめ


by ellie_sheep

sex positive

ラブピース(peaceではなくpiece)のイベントボランディアとして青山までいってきた。

「共存 co-exist」という1階のちいさなイベントルームみたいなところで、2階はこれまたちいさな輸入書籍やさん、3階はヨガ・カフェ(見たひとの話によると、みんなで座禅して、瞑想していたらしい)になっている、とてもおしゃれなところ。隣はオープンテラスカフェで、多国籍で日本人以外の人が多かった。青山?表参道?っておしゃれだね。わたしはデザインとかあまり興味ないけど、すんでみたいなあ。いろいろな人がいろいろな表現をしていて、おもしろそう。

メインは辻元清美さんのトーク。わたしは政治家が話してるのを聞くのがすきなのです。あと小林まり子さんと笹野みちるさん。司会は北原さんで・・・・・ちなみにイベントの名前は「オンナ祭」。すごいだろう。フェミだろう。ぐへへ。なんかここまでこってこてなイベントをやるのって、楽しいなあ。

どきどきしながら「共存」までいったら、初対面のスタッフの方がすでに会場設営をしている。わたしもおどおどと椅子動かしたり手伝いながらいろんな人と知り合う。あるボランティアのひとは、学校の先生だったり、大学院生だったり、編集者だったり、とにかく、いろんな方が手伝いに来ていた。あーポスターはろうか~、などとゆるい雰囲気のなか、当日LPCのショップも開くので、「ディルド、4000円~」とかアダルトグッズのポップをわいわいみんなで書いてるのが、けっこうおもしろかった。雑談したり、スタバいったり、タバコすったり、各自いろんなこと、しながら。

わたしは北原さんと会うのもはじめてだったし、スタッフの方と会うのもはじめてだったけど、なんかワンダーランドだった。辻元さんのトークは当選後初トークということで、選挙の話を聞けたり、これまでやってきたこと、これからの展望をきけてとてもおもしろかったし、(いっておくけどわたしはべつに辻元さんの支持者なわけではない)、それに呼応した会場の盛り上がりもおもしろかった。

イベントがはじまってからの小林さんの歌も笑ったし、みちるさんも素敵な声だったけど、

「世の中にこんな人、いるんだ!」

って感じで両方とも、ショックだった。みのりさんからして、赤のファーつきラメラメアニマル柄ボディスーツきて青いキラキラのシルクハットかぶってるし、スタッフは顔やら首やらに星をつけているっていう外見的なこともあるし、なにより歌とか絵とか言葉による「自己表現」って’枠’とかないんだなあ、と。自己表現によって、「多様性」を体現しているような、場所だった。

それって、週刊誌には隠し撮りされるわ、好事家に勘違いされてぼろぼろ言われるらしいけど、これだけ個性的で、フェミ~ヌな個性が強ければなー、と納得してしまう。北原さんは「まあ要はオヤジがみんな死ねばいいんですけどね」などとラディカルなことをおっしゃっていたりしたし。ひゅーひゅー。

リリー・フランキーは、「女子のいきざま」で、「わたしって変(個性的)ってよくいわれるんですよぉ~」とほざくオンナを「本当に個性あるやつは、だれにも相手にされないほどキモくて、生肉をぶりぶり食うようなやつのことを言うんだよ」といっていたけど、(さすがに生肉はぶりぶり食わんけど)LPCのひとたち、オンナ祭にあつまっているひとたちは限りなく「個性的」だと思わざるをえなかったね。でも、それでいいんだと思えるところだった。わたしはほんとまだまだいい子ちゃんです。没個性です。

会場にあつまった100人ちかくの人は、日本では限りなくマイノリティ。それは、間違いない。でもこういうマイノリティで話し合いができる場所があるっておもしろいよね。

そういえば、わたし、仙台にいたころ何度か、新宿ロ○トプラス○ンいってたんですよ。
拉致事件の話とか聞きに。

・・・ってわかる人だけわかってください。
仙台からわざわざ東京でてきてた。それを思い出した。大学いったら絶対ロ○ト通おうと思ってたんだった。

また、いこう、そのうち。わたしはああいう雰囲気がすき。
by ellie_sheep | 2005-10-02 17:14